アマチュア・オーケストラChamber Bros.に所属するしがないバイオリン弾きの暇つぶし日記。皆さんの暇つぶしにも協力できれば何よりです。
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普段何気無く取り扱っているバイオリンだが今日はそんなバイオリンを取り巻く日常を初心に帰って考えたいと思う。
その1、持ち運び…
バイオリンは常に運ばれる。そのためケースが存在する。バイオリンのケースは大きく分けて二種類ある。角型とひょうたん型。バイオリンを始めてすぐは「オレ、バイオリン持ち歩いてるんだぜ」って事を周囲にアピールしなければならないためひょうたん型を好む。しかし半年経つと角型に憧れを抱き始める。「なんかひょうたん型って初心者っぽいよな…譜面入れるとこないし(あるのもある)、何より『ひょうたん』って発音がなさけないよな。『角』…いい響きだ!力がある!!」って思う。お金をコツコツ貯めてさらに半年後に角型を買っちゃう。その時はテンションが半端なくあがるけど、1ヶ月するとなんか重い事に気付く。そう、角型はひょうたん型に比べて概して重い。これに気付くと人間は二つのパターンに分かれる。
A、「でもやっぱり角型の方がかっこいいもんな…」と角型を使い続ける。
B、「あの頃はよかったな…」とひょうたん型を押し入れの奥から引っ張りだす。
まぁどっちでもいいんだけどね…
さぁケースも決まった所でバイオリンを練習場まで運ばなければならない。
高校生までは幸せだ「ヤベー、おれバイオリン持ち歩いてるよ。みんなおれの事文化人だと思ってるよ」と幸せな妄想が抱ける。しかし大学生にもなると幸せな妄想は抱けない。バイオリンを持ち歩いてる時に見知らぬおばさんと目が合うと「あのガキはバイオリンなんか持ち歩いてかっこつけやがって」って思われてるんじゃないかと不安になる。実際は誰もおれの事なんか気にしてないんだけどね…
その2、ケースを開ける…
いろいろ妄想している間に練習場に着いてしまった。いよいよ最も緊張する瞬間「ケースの蓋を開ける」時がきた!!バイオリンのケース、特に角型は何かのケースに似ていないか!?そう、『ライフルのケース』だ。君はケースを開けようとしているときに視線を感じた事はないだろうか。それは君の事を「殺し屋かもしれない」と思ったゴルゴ13の視線だ。君がその後不信な動きをしなかったため殺られなかったが、君の人生最大の危機だっただろう。
ではどうすれば安全に楽器を取り出せるのか。
まず第一に殺気は持たないこと!感付かれるぞ。そして周囲をキョロキョロしないこと。この二つさえ守れば大丈夫だ☆
だいぶ話がずれてしまった気がするがこの話の続きはまたどこかで…
チェンバーブロスで演奏するシベリウスの「ヴァイオリンと弦楽のための組曲Op.117」の楽譜がようやく到着。海外発注で航空便だったのだが、約一か月。途中でお盆を挟んだからか…。
楽譜自体は「FAZER」だが、楽譜が入ってた紙袋は「Breitkopf」。このブライトコプフ紙袋がカッコイイ!!ものすごい薄手の紙を使ってるんだけどね…
日時:2009年9月21日(月・祝) 開場13:30 開演14:00
場所:かなっくホール (JR東神奈川駅・京急仲木戸駅徒歩1分)
曲目:W.A.モーツァルト 交響曲第40番ト短調K.550
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