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Chamber Bros.ブラザーSの日記

アマチュア・オーケストラChamber Bros.に所属するしがないバイオリン弾きの暇つぶし日記。皆さんの暇つぶしにも協力できれば何よりです。

2024.05.18 Saturday 23:06

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2008.09.09 Tuesday 23:09 未選択

バイオリンを考える。

普段何気無く取り扱っているバイオリンだが今日はそんなバイオリンを取り巻く日常を初心に帰って考えたいと思う。

その1、持ち運び…
バイオリンは常に運ばれる。そのためケースが存在する。バイオリンのケースは大きく分けて二種類ある。角型とひょうたん型。バイオリンを始めてすぐは「オレ、バイオリン持ち歩いてるんだぜ」って事を周囲にアピールしなければならないためひょうたん型を好む。しかし半年経つと角型に憧れを抱き始める。「なんかひょうたん型って初心者っぽいよな…譜面入れるとこないし(あるのもある)、何より『ひょうたん』って発音がなさけないよな。『角』…いい響きだ!力がある!!」って思う。お金をコツコツ貯めてさらに半年後に角型を買っちゃう。その時はテンションが半端なくあがるけど、1ヶ月するとなんか重い事に気付く。そう、角型はひょうたん型に比べて概して重い。これに気付くと人間は二つのパターンに分かれる。

A、「でもやっぱり角型の方がかっこいいもんな…」と角型を使い続ける。
B、「あの頃はよかったな…」とひょうたん型を押し入れの奥から引っ張りだす。

まぁどっちでもいいんだけどね…

さぁケースも決まった所でバイオリンを練習場まで運ばなければならない。
高校生までは幸せだ「ヤベー、おれバイオリン持ち歩いてるよ。みんなおれの事文化人だと思ってるよ」と幸せな妄想が抱ける。しかし大学生にもなると幸せな妄想は抱けない。バイオリンを持ち歩いてる時に見知らぬおばさんと目が合うと「あのガキはバイオリンなんか持ち歩いてかっこつけやがって」って思われてるんじゃないかと不安になる。実際は誰もおれの事なんか気にしてないんだけどね…

その2、ケースを開ける…
いろいろ妄想している間に練習場に着いてしまった。いよいよ最も緊張する瞬間「ケースの蓋を開ける」時がきた!!バイオリンのケース、特に角型は何かのケースに似ていないか!?そう、『ライフルのケース』だ。君はケースを開けようとしているときに視線を感じた事はないだろうか。それは君の事を「殺し屋かもしれない」と思ったゴルゴ13の視線だ。君がその後不信な動きをしなかったため殺られなかったが、君の人生最大の危機だっただろう。
ではどうすれば安全に楽器を取り出せるのか。
まず第一に殺気は持たないこと!感付かれるぞ。そして周囲をキョロキョロしないこと。この二つさえ守れば大丈夫だ☆

だいぶ話がずれてしまった気がするがこの話の続きはまたどこかで…

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2008.09.05 Friday 22:18 未選択

湘南海岸☆

本格的な自転車を持っているわけじゃないけど、自転車は結構好き☆
今日は長時間昼寝してしまったからなにか運動しなければ…と思い本屋に行くついでに海沿いをサイクリング。

ケータイで撮ったから画像が悪いんだけど、茅ヶ崎と藤沢の間くらいから撮った写真。
真ん中でボヤっと写ってるのが江ノ島。この道をチャリで走るとかなり気持ちいい。
潮風で髪はボヤボヤになっちゃうけどね。
江ノ島が近づくにつれだんだん大きくなってくるのもテンションが上がる。

本屋では目的の本が見つからず、村上春樹を軽く立ち読みして帰路へ…

今度は鎌倉くらいまでがんばってみるか。ちなみにサイクリングのBGMはヴィレンの「弦楽セレナーデ」名曲だから聴いてみて☆
さて次のチェンバーブロスの本番で披露するシベリウスの「弦楽のためのプレスト」だが、シベリウス好きな人はよくご存じだと思うが「弦楽四重奏曲 変ロ長調 作品4」の三楽章を作曲者自身が弦楽オーケストラ用に編曲したもの。シベリウスの弦楽オーケストラ作品としては「アンダンテフェスティーボ」が広く知られているが、「アンダンテ…」や他のシベリウス作品で見られる幻想的な音楽という感じではない(プレストだしね…)。しかしシベリウスらしさが失われている事はなく、フィンランドの深い森に春一番が吹き込んだ感じの曲か(フィンランドに春一番が存在するかは知らない)。

今回弦楽四重奏版を含め3枚のCDを聴き比べてみた。

 シベリウス・アカデミー四重奏団 WPCS-4747 (弦楽四重奏版:廃番?)
 オスモ・ヴァンスカ:ラハティ交響楽団 BIS-1485
 トゥオマス・オッリラ:タピオラ・シンフォニエッタ ODE-952

シベリウス・アカデミー四重奏団 WPCS-4747
弦楽四重奏が弦楽オーケストラに編曲された曲を聴くとほとんどの場合がそうだが、圧倒的に表現力があり聴いていて楽しい。ピアノからフォルテへの盛り上がりに勢いがあり緊張感のある弦楽器の響きが心地よい。
プレストどうこうと言うよりも、作品4が素晴らしいので是非一度聴いていただきたい。ロマン派の空気が流れる素敵な作品だ。

オスモ・ヴァンスカ:ラハティ交響楽団 BIS-1485

「seriously SIBELIUS」と題されたシベリウスの作品集「IN  MEMORIAM」の初佼版と改訂版が入った興味深い盤になっている。オスモ・ヴァンスカ氏は別のオーケストラで何回か指揮をふっていただいた方の師匠なので以前から興味があった。今回のが初CDとなる。テンポ設定は少しゆったりめ、響きのみで構成されたような音を出す。特に1st Vnの響きが朝もやのように透明な響きで感動もの。和音もさすがシベリウスの巨匠と思わせる絶妙なバランス。「弦楽のためのプレスト」のCDとしてはかなりオススメである。

トゥオマス・オッリラ:タピオラ・シンフォニエッタ ODE-952

まさかのテンポ設定!!他2枚が6分45秒前後だがこのCDは4分41秒で終わる。その差約1.5倍!演奏内容もまさに早送りにしたかのような演奏。しかもその速さでいて演奏の乱れが少ない。まさに疾走する演奏。ただし他のCDを聴きなれているとあまりの速さに聴いていて疲れてしまう気も…
ただ遊びの一枚としては是非もっておきたい。

チェンバーブロスで演奏するシベリウスの「ヴァイオリンと弦楽のための組曲Op.117」の楽譜がようやく到着。海外発注で航空便だったのだが、約一か月。途中でお盆を挟んだからか…。

楽譜自体は「FAZER」だが、楽譜が入ってた紙袋は「Breitkopf」。このブライトコプフ紙袋がカッコイイ!!ものすごい薄手の紙を使ってるんだけどね…

次回演奏会

Chamber Bros.    第3回演奏会

日時:2009年9月21日(月・祝)         開場13:30 開演14:00

場所:かなっくホール        (JR東神奈川駅・京急仲木戸駅徒歩1分)

曲目:W.A.モーツァルト        交響曲第40番ト短調K.550

...

Chamber Bros. 音源

Chamber Bros.
過去の演奏会の音源

[VOON] 村上聖 弦楽のための小品

楽団員で作曲を手がける村上聖氏によるChamber Bros.の委嘱作品「弦楽のための小品」第2回演奏会より

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アマチュア・オーケストラ「Chamber BROS.」に所属するアマチュアVn弾きの平凡な日々毎日の日記。

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