アマチュア・オーケストラChamber Bros.に所属するしがないバイオリン弾きの暇つぶし日記。皆さんの暇つぶしにも協力できれば何よりです。
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さてさていつまでも戦隊モノの話をしていてもしょうがないので今日は音楽の話。
つまり、つまらない話。(かといって戦隊モノの話が楽しいかと聞かれれば困ってしまうが…)
最近は研究室が忙しくて(←言い訳)全然練習ができてないから音楽から遠ざかってしまった。
今まで「忙しくて練習できてない」って人がいると「練習時間は与えられるモノじゃない、創るモノなんだ!!」なんてツッパった意見言っててごめんなさい。研究室ではほぼ何もしてないのに「何かしなきゃ」という焦りがあると、人間いろいろ手につかなくなるんだね。
でもついに日曜日の練習が近づいたから勉強(練習も)しなきゃと立ち上がりました!!
ちゃんとした音楽教育なんか受けてなくて、ひたすら「ヴァイオリンって楽しいな♪音楽って楽しいな」なんて思って生きてきた俺にはスコア・リーディングなんていう高等テクニックは身に着けていない。
曲の勉強といったらひたすらにいろんなCDを聴きながらスコアを目で追ってく感じ。
で、ここの部分はビオラが聞こえるとかっこいいのかな…
とか、ここの部分は低弦が刻んでるから低弦に合わせて演奏すればいいんだな…
とか感じるわけ。
そーゆー事を一生懸命勉強してから意気揚々とリハーサルに参加すると、団員で大学の音楽科卒のやつらに和音がどうこう言われる。
ピエール(Chamber Bros.の指揮者/音楽科卒)なんかが「この音は第三音だからもっと高くとらないとドミナントが云々…(適当です。生意気な(!!?)指揮者が言いそうなことを適当にイメージしました。)」なんて言い出すと「そうだよね。」なんて口では言いながら『何言ってるかわかんねーよっ!!かっこつけやがって』って思ってる。『おれはがんばって勉強してきたのに出る幕無しかよ!ケッ!!』ってなっちゃう。
でももちろんピエールがそんなことを言うから『ケッ』ってなっちゃうだけで、国大オケやフランでお世話になった指揮者やトレーナーの先生方にはそんなこと思わない。
なんかピエール批判みたいになっちゃったけど。彼は音楽に精通していて人間的にも素晴らしい友人です。ただちょっといぢられキャラなだけで。結局はちゃんと勉強していない自分が悪いわけだし。
とまぁ俺がどんだけ音楽の理論が苦手か書いてしまったところで、俺なりの勉強の話。
今回はモーツァルトの交響曲第40番ということで、CDといってもそれこそ数え切れないくらいリリースされている。
とりあえず数種類集めて聞き比べ。
冒頭のテンポでもうどれにしていいか分からない感じ。
最初はフルオケみたいなゆっくりしたテンポがいいかなと思ったけど、Chamber Bros.は室内オケの編成だし、聴いてくうちに趣味も変わって最近は早めが好み。
とは言ってもおれの好みだけでテンポを決めるわけにはいかないし、そのテンポによる曲への影響なんかも良く分からない。
う~ん…どうしたものか。
ちなみにこれが40番のスコア。ヤマハで一番安かったのを買いました。なんと500円
交響曲のスコアが500円で手に入るんだね。
でもこのスコア、パート譜と版が違って結構めんどくさいことに。
このスコアの最後にオーケストラの編成についての解説があるんだけど、その解説の図が、ちょっとかわいい。
バイオリンとビオラがカブトムシみたいになってるし、フルートは、ただの横棒。
しかもどんなに編成が大きくなっても対向配置にこだわっている。
下の写真はストラヴィンスキーの「春の祭典」の編成図。
もちろん対向配置だし、カブトムシや横棒が参加している。
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前回に引き続き戦隊モノの話。俺らの世代の戦隊モノ(と言っても戦隊モノは毎年更新されるから、同世代は前後1年くらいか?)といえば、「鳥人戦隊ジェットマン」がやはり代表選手になるのかな?確かに番組自体は凄く見てた気がする。しかし、おれは兄貴がいるせいか「ジェットマン」の一つ前の世代の「高速戦隊カーレンジャー」の方が記憶に残っている。これは単に「ジェットマン」より「カーレンジャー」の方が面白かったのか、「鳥」より「車」の方がカッコイイからなのかは分からないがとにかく覚えてる。
特に印象深いのは「カーレンジャー」の主題歌である。
だいたいどの戦隊モノの主題歌も覚えてる部分は「連呼」する部分か「名乗る」部分である。「ジェットマン」を例にとると
『ジェットージェットージェットマン♪』と『鳥人~戦隊♪ジェ~ットマ~ン』の部分である。
しかし、「ターボレンジャー」の主題歌では『ターボターボターボターボ』と『高速戦隊~♪ターボっレンジャー~♪』以外にも歌詞がスラスラと出てくる。特に凄いのが『愛を知らない悲しい妖魔♪』という歌詞である。
番組の熱心な視聴者だった幼稚園の頃はただ悪と一方的に決めつけていた妖魔だが、どうやらそんな簡単な問題ではないらしい。
『愛を知らない』と歌詞にあるように、妖魔たちは幼少のころから誰からも愛されていないのだ。父親はすぐに暴力をふるい、母親はパチンコの度に幼き妖魔を炎天下の車中に放置。
そんな家庭で育った妖魔が犯罪を犯したとしても当たり前ではないか。
この問題は今後も熟考に値する。
この前の日曜日にアンサンブル・フランの本番があった。
プログラムはドヴォルザークの弦楽セレナーデとベートーヴェンの弦楽四重奏曲第14番の弦楽合奏版。
かなりハードなプログラムだが、なんと言っても問題なのはベートーヴェンの14番。
強弱の指定がかなり細かくて、楽譜通りの演奏が本当に難しい。
本番後に友達に「弱」と評されるくらいだからね(これはもちろん俺個人のことでフランを構成するほとんどのメンバーは「強」)。
で、本番が終わったと思ったら次の日曜からチェンバー・ブロスのリハーサル…
話は変わるけど、フランの最後の練習が幼稚園で行われた(メンバーに園長先生がいらっしゃいます!!)。その際に部屋に置いてあったバッグに戦隊モノの絵が。
今は「シンケンジャー」ってのをやってるみたい。
漢字で書くと「真剣ジャー」。
戦隊モノって毎週、正義の味方5人VS悪の中ボス+ショッカー的なやつら大勢 ってゆう感じだから日本の平和は守られているけど、悪のボスの気分が変わっちゃって「今週は中ボス5人送っちゃおうかな…」とか思っちゃったら日本はどうなるんだろうね。
中ボス一人にアレだけ悩まされていたら、5人になったらひとたまりも無いね。
逆に言うと、悪のボスも出し惜しみとかしなければ一瞬でけりがつくのに…
悪の方にも一度に大勢送れない理由があるのかな。
悪の国で反戦デモが行われていて、大規模な侵略戦争ができないとか…
悪の国の政権交代やデモ鎮圧も描かれている戦隊モノも見てみたいな。
今は帰りの東海道線。
目の前には二人の男性。白髪の混じり方や表情から判断すると二人とも50才前後か…
右の男性は最新の薄型の携帯ゲーム機を使っている。詳しいことは分からないが、iタッチのようなものか。名刺よりやや大きく、そのほぼ全体が液晶画面が占めている。厚さは5mmあるかないかといったところ。
方や左の男性はかなり大きめの携帯ゲーム機を使ってる。そう、誰もが知ってる任天堂の傑作『ゲームボーイ』だ。しかもそのボディは透明である。これはまさか『ゲームボーイ・ブロス』ではないか!?
おれは何を隠そう小学生の頃ゲームボーイ・ブロスのグリーンを愛用していた。カラーは違えどこの場での再開に何か運命を感じた。
いや、これを運命と言わずになんと言うのだろうか。
そう。このように運命とは突然扉を叩くのだ。
電車が戸塚を過ぎ、刻一刻と我が家が近づく。戸塚駅で『ゲーム・ブロス』の隣の席が空いたので、逸る気持ちを抑え席に座る。これでより『ゲ・ロス』を観察できるではないか。
!!!!
!!!!?
これは『ゲ・ス』ではない。『ゲームボーイ・カラー』だ。
うむ、こうゆうものなのだ。世の男性諸君が運命と感じた90%は勘違いだ。
おれは何もこの場で彼らを諫めようと思っているのではない。この勘違いは彼らの人生に青春というファンシーな時間と無駄な気苦労をプレゼントしてくれる。
さて、話を本題に戻そう。
この文章で重要な事は、おれと『ゲス』の再会という感動的お涙ちょうだいストーリーではない。
では何が重要なのか。
それは同じ世代の二人のおっちゃんの存在の有り様だ。
一人はゲームボーイ・カラーという携帯ゲーム機の歴史の中でもかなり早い段階で登場するものを使い、もう一人は最新のものを使う。
『ゲームボーイ』のおっちゃんが頑固一
徹、ものを大切にする美徳、を漂わせているのか。そんな事はわからない。もう一人が時代の流れに敏感で、情報量も多く、やり手の商社マンなのか。それも分かるわけがない。
あとはただの好みだ。
こうやって文章を書いていくうちに、この文章の着地点、ゴールが分からなくなってしまった。
ということで今日はここまで。
読んでくれた皆様には無駄な時間を過ごさせてしまった。
メンデルスゾーン生誕200年記念コンサートのときの八重奏曲の終楽章です。
うまくアップできてるかな??
[VOON] IC_A_4-08