前回に引き続き戦隊モノの話。俺らの世代の戦隊モノ(と言っても戦隊モノは毎年更新されるから、同世代は前後1年くらいか?)といえば、「鳥人戦隊ジェットマン」がやはり代表選手になるのかな?確かに番組自体は凄く見てた気がする。しかし、おれは兄貴がいるせいか「ジェットマン」の一つ前の世代の「高速戦隊カーレンジャー」の方が記憶に残っている。これは単に「ジェットマン」より「カーレンジャー」の方が面白かったのか、「鳥」より「車」の方がカッコイイからなのかは分からないがとにかく覚えてる。
特に印象深いのは「カーレンジャー」の主題歌である。
だいたいどの戦隊モノの主題歌も覚えてる部分は「連呼」する部分か「名乗る」部分である。「ジェットマン」を例にとると
『ジェットージェットージェットマン♪』と『鳥人~戦隊♪ジェ~ットマ~ン』の部分である。
しかし、「ターボレンジャー」の主題歌では『ターボターボターボターボ』と『高速戦隊~♪ターボっレンジャー~♪』以外にも歌詞がスラスラと出てくる。特に凄いのが『愛を知らない悲しい妖魔♪』という歌詞である。
番組の熱心な視聴者だった幼稚園の頃はただ悪と一方的に決めつけていた妖魔だが、どうやらそんな簡単な問題ではないらしい。
『愛を知らない』と歌詞にあるように、妖魔たちは幼少のころから誰からも愛されていないのだ。父親はすぐに暴力をふるい、母親はパチンコの度に幼き妖魔を炎天下の車中に放置。
そんな家庭で育った妖魔が犯罪を犯したとしても当たり前ではないか。
この問題は今後も熟考に値する。
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